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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 23

2024/10/30

②架け橋期のカリキュラムの作成及び評価の工夫によるPDCAサイクルの確立

(ア)幼保小の協働による架け橋期のカリキュラムの作成

○ 幼保小が教育課程の構成原理等の違いを越えて相互理解を深めるためには、幼保小が協働し、共通の視点を持って教育課程や指導計画等を具体化できるよう、架け橋期のカリキュラムを作成することが重要である。また、その際は、3要領・指針において幼児期の資質・能力が具体的に現れる姿として定められている「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」等を手掛かりとして活用することが考えられる。

○ 具体的には、3要領・指針の「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」等や小学校学習指導要領を参照しながら、地方自治体が定める教育に関する基本的な方針等や幼児教育施設・小学校の教育目標、子供の実態等を踏まえて、幼保小が協働して「期待する子供像」や「育みたい資質・能力」を明らかにするとともに、この「期待する子供像」や「育みたい資質・能力」を基にして、「園で展開される活動」や「小学校の生活科を中心とした各教科等の単元構成等」等を具体的に明確化していくことが考えられる。そして、このような取組を幼保小それぞれのカリキュラム・マネジメントと連動させていくことが大切である。

 

残念ながらこのことが示されていますが保育現場には届いていません。課題が多すぎます。どうやって小学校と協働するのか。手立ても示されていません。ましてやこういったことの必要性も学校現場には伝わっていないのではないでしょうか。熊本市のHPからスタートカリキュラムもあるようですが、実際の活用はありませんし、作成はどうやら公立小学校と公立幼稚園にて作成されたようで、利用者の大半を占める公立私立保育所と私立幼稚園の意見の反映はないようです。就労率全国平均以上に高く、九州ではトップの就労率を誇る熊本市においてそのことが反映されていないのではと感じます。延長保育の利用率が高く、小学生においても学童保育の利用者が非常に多い地域といった背景と学習の反映には大きな開きがないものか?少し疑問に思います。

 

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