シリーズ6 はじめの100か月の育ちビジョン31 2024/08/30 2.幼児期までのこどもの育ちの5つのビジョン (3)「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える <④おおむね3歳以上から幼児期の終わり> ○多くのこどもが、幼児教育・保育施設等において、様々な年齢のこどもとの関わりを通して育ち、義務教育段階につながっていく時期である。こどもが保育者等のおとなや他のこどもとの応答・対話などにおいて、より幅広く意思を発するようになり、集団や社会で受け止められる経験等を通して、自己肯定感等を得ながら育っていく。 ○育ちを切れ目なく支える観点から、こどもが幼児教育・保育施設へ就園するようになった後も、家庭、医療・保健・教育・福祉・療育等の関係施設、地域が連携し、ともに連続した生活の場としてこどもの育ちの質を保障していくことが重要である。 ○また、「幼児期の終わり」までの育ちがそれ以降の育ちに、心身の面だけでなく、環境(社会)やそのネットワークの面でもつながっていくことを踏まえ、この時期の節目が切れ目とならないよう、幼児期と学童期以降の接続を不断に改善することが重要である。このため、医療・保健・教育・福祉・療育など、こどもの成長に関わる分野の関係者が連携し、認識を共有しながら、幼児期から学童期にわたる育ちを保障していくことが重要である。 就学前の教育保育について無償化が始まり、3歳以上児の保育料は無償化されましたが、当然ながらお金が掛かるのは0歳から2歳の子どもも同じであり、実は以上児以上に費用はかかっているのではないでしょうか。そのうえ就労など時間短縮をしたりすることもあり収入が減少してくる家庭も多いと思います。何とか3歳未満児の保育料の軽減をお願いしたいところです。