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園からの発信

こども大綱58

2024/06/04

(悩みや不安を抱える若者やその家族に対する相談体制の充実)

子ども・若者総合相談センターなど、ニートやひきこもりの状態にあったり、進路や人間関係等に悩みや不安を抱えていたりする若者やその家族に対する相談体制の充実を図る。

進学や就職、人間関係について悩みや不安を抱えたり、誰にも相談できず孤独やストレスを感じたりするなど、こころのSOSサインに気づいた時の対処の仕方をはじめ、こころの健康や病気、相談支援やサービスに関する情報等について学生を含む若者に周知する。

悩みや不安を抱える友達を相談支援やサポートにつなげることができるよう情報等を周知する。

 

子ども・若者への相談はいち早くできる体制、周知が必要です。相談先の担当者の受け止めも大切です。何度か指摘しましたが、大人の中には「それぐらい」とか、「どうして」とその方の私観によって対応も違い、救えるものも救えないこともあります。すべてを受け入れる、次につなぐだけでなく寄り添い、子ども若者の意思を尊重してアドバイスを頂く体制って本当に必要なのです。相談に電話してもつながらない、メールしても理解してくれないなど、置かれた状況をしっかりと把握してくれる体制を国や自治体は整備する必要があります。もちろん相談者の理解度や寄り添う姿勢で救えるかどうかなのですから。周知はもっと大々的にして欲しいものです。また、相談しようと思うだけでも相当なハードルだということも理解しなければなりません。SOSに気づく大人の感性も必要です。ところが子どもが苦しい状況に遭遇したとき、周りの大人が批判をしたり、面白おかしく批判したり、責めるようなことをすべきではないのです。時々そのような光景を見聞きしてしまいます。人として恥ずかしい行為です。そのことがいじめや人を排他する行為の助長だということなのですが。

 

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