こども大綱39 2024/05/08 (犯罪被害、事故、災害からこどもを守る環境整備) こどもが一生に残る傷を負う事件やこどもが生命を失う事故が後を絶たず、こどもの生命・尊厳・安全を脅かす深刻な状況があること等を踏まえ、こどもの生命を守り、犯罪被害や事故、災害からの安全を確保することが全てのこどもが健やかに育つための大前提であるとの認識の下、有害環境対策、防犯・交通安全対策、製品事故防止、防災対策等を進める。 こども・若者が、犯罪、事故、災害等から自らと他者の安全を守ることができるよう、体験的な学びを含め、発達の程度に応じて、体系的な安全教育を推進する。こどもの安全に関する保護者に対する周知啓発を進める。 チャイルド・デス・レビュー(CDR:Child Death Review)の体制整備に必要な検討を進める。 現代社会はこどもの生命・尊厳・安全を脅かす深刻な状況にあること等を踏まえ、こどもの生命を守り、犯罪被害や事故、災害からの安全を確保することが全てのこどもが健やかに育つための大前提としています。死んでからは遅い。もちろん検証することも大切ですが、人とお金をかけて欲しい。それが子どもの命を守ることなのです。犯罪、自己、自然災害から子どもを守ることは大人の責務です。さらに極端な事例ですが、戦争当時生き残るために大人によって子どもの命が絶たれたといった話も聞きます。それでよかったのでしょうか。それともそれではいけないと分かりながらもそうしなければならなかった。状況がわかるのかと言われてもわかりません。ただこのような事態に追い込まれたことを憎むべきです。平和な世界こそ子どもにとって必要であり、大人の責任でもあります。平和教育も必要ですし、倫理的なことももっともっと学んでいく必要がありますね。