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園からの発信

教育・保育要領解説41

2024/02/09

イ 自立心 2

保育教諭等は、園児一人一人が、自分で活動を選びながら園生活を主体的に送ることができるように、その日に必要なことなどをどの園児も分かりやすいように視覚的に提示するなどの工夫が必要である。その際、園児が自分で考えて行動できるよう、ゆとりをもった園生活の流れに配慮するとともに、園児一人一人の発達の実情に応じて、その日の流れを意識できるように個別に援助していくことも必要である。また、5歳児

の後半には、友達から認められることで更に自信をもつようになることを踏まえ、園児一人一人のよさが友達に伝わるように認めたり、学級全体の中で認め合える機会をつくったりするなどの工夫が重要になる。

幼児期に育まれた自立心は、小学校生活において、自分でできることは自分でしようと積極的に取り組む姿や、生活や学習での課題を自分のこととして受け止めて意欲的に取り組む姿、自分なりに考えて意見を言ったり、分からないことや難しいことは、先生や友達に聞きながら粘り強く取り組んだりする姿など、日々の生活が楽しく充実することにつながっていく

 

積み重ねた体験や経験、生活をしながら得た見通しや想像から自信が生まれ、そのことが自分でやろうといった自立心につながるように感じます。大きな行事をやり遂げた自信が生活にも表れるようにも思います。大丈夫だよ、いいよといった言葉が子どもの自信につながり、認められることが活き活きとした生活ができるのではないかと感じています。否定や批判は結果に対することであり、成長を促すうえでの言葉ではないと感じるところです。

 

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