Ⅱ 令和の日本型学校教育 26 2023/08/09 2.9年間を見通した新時代の義務教育の在り方について (2)教育課程の在り方 ③カリキュラム・マネジメントの充実に向けた取組の推進 ○各学校においては,児童生徒や学校,地域の実態を適切に把握した上で,教育の目標を明確化し,教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成や,教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習の推進など,教科等間のつながりを意識して教育課程を編成・実施することが重要である。 ○標準授業時数については,学習指導要領に示す各教科等の内容の指導の質を担保するための,いわば量的な枠組みとして,教育の機会均等や水準確保に大きな役割を果たしてきた。特に資質・能力のうち,定量的に質を測定できるのは知識・技能等の一部にとどまることから,学習指導要領が求める教育の質を量的に支えるものとして標準授業時数は重要な意義を持っている。 義務教育においては、総合的な学習が充実してきたともいわれています。ICTの活用でさらに進化しつつあるようにも感じています。ただ、あくまでも報道等による情報ですが。実態はどうなのだろう、どういった工夫がなされているのだろうか、ということについては幼保小の連携活動だけでは就学前の施設にはわかりません。幼保小連携をもっと進め、共有した教育活動に結び付くよう保育現場の質の向上も必要だと感じています。