私達の取り組む保育 シリーズNo.3-1 2022/09/15 ねらいに応じた選択制の保育 子ども達は自分で選択し、自己主張することと同時に、自己責任を持つことも、覚えていきます。それが、我慢をすること・人の話しを聞くこと・自己を抑制しようとする気持ちへとつながっていくのです。 保育の選択性ってなに? たとえば「秋を感じてもらう」という保育のねらいを立てたとき、3・4・5歳児の3人の保育者は、自分の好きな、得意なアプローチを提案します。 「外遊びで、秋を感じてもらう。」「私はリズム遊びで。」「僕は制作で。」そして、子ども達も、自分のやりたい活動を選びます。それぞれのアプローチから、秋を感じてもらうのです。これを「保育の選択性」と言っています。 先日山に行った際には、「自然を感じる」とし、ビオトープで生き物探し、木の実や葉っぱを集めるといった選択をして自然を感じました。様々な活動において、子どもが選択をすることによるこどもの意思の尊重を心がけます。