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園からの発信

Ⅱ 令和の日本型学校教育 8

2023/07/13

1.幼児教育の質の向上について

(3)幼児教育を担う人材の確保・資質及び専門性の向上

③教職員の専門性の向上

○幼児教育に関する専門性の向上を図るとともに,子育ての支援を必要とする保護者への指導・助言,家庭教育,小学校教育との連携・接続といった幼児教育を巡る様々な課題に対応する力を養うため,より上位の幼稚園教諭免許状の取得や,小学校教諭免許状や保育士資格の併有を促進することが重要である。

○このため,都道府県において,各地域における養成校等と連携し,より上位の免許状の取得に係る単位修得に資する認定講習等を開設し,幼稚園教諭の専門性の向上に向けた環境整備を図る必要がある。

 

教員養成においては、乳児期からだけでなく胎児期からの発達、成長など幼児教育についてももう少し深めていただく必要があります。乳幼児の発達についてはここ数年で大きく分かってきたことも多くあり、例えば言葉の取得に大切な聴力などは胎児の段階で聞き取る、感じ取ることができるようになる。脳科学の進化で、様々な能力を有して生まれてきて、不要な情報は捨てていくといったことがわかってきて、白紙で生まれて学んでいくとは大きな考え方に変化がありました。だから教え込むのではなく、ファシリテーターとして子どもの能力を引き出す教育・保育の方法が今の主流なのです。やらせればすぐにできるようになることをあたかも優れた能力として取り扱われる時代から、全ての子どもができる能力を有しているといった考え方なのです。だからこそ専門性を高め、多様な子ども達や家庭の支援ができる職員の養成が必要なのです。

 

 

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