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園からの発信

46 「令和の日本型学校教育」の姿 2

2023/04/26

子供の学び

『同答申を踏まえて改訂された学習指導要領の総則「第4 児童(生徒)の発達の支援」の中では,児童生徒が,基礎的・基本的な知識及び技能の習得も含め,学習内容を確実に身に付けることができるよう,児童生徒や学校の実態に応じ,個別学習やグループ別学習,繰り返し学習,学習内容の習熟の程度に応じた学習,児童生徒の興味・関心等に応じた課題学習,補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れることや,教師間の協力による指導体制を確保することなど,指導方法や指導体制の工夫改善により,「個に応じた指導」の充実を図ることについて示された。また,その際,各学校において,コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え,これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることについても示された。』

 

多くの学校で、ご承知の通り麹町中学で成功した「学校のあたりまえを辞めた」の著者工藤勇一氏の取り組んだ学校改革を全国、熊本市でも取り入れられています。固定担任制の廃止、生徒の自主性など様々な好事例をもとに取り組みが進んでいます。しかし根幹の理念、一斉画一した教育方法、教師は教え込むものだ、学校は勉強だけするところ、同調同圧もそうです。理念がずれていればうまくいきません。生徒や保護者も社会もその理念を理解することが先決のようです。先が不透明な時代、幾多の困難をどう乗り切るかを踏まえると、すぐに結果の出るテストの点数だけに一喜一憂するのではなく、どう困難を乗り切るかに取り組めることが大切です。それぞれの持った個性や能力を結集していくことができるような社会の一翼を担うことが大切であろうかと考えます。

 

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