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園からの発信

17 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 1

2023/03/15

『我が国の150年に及ぶ教科教育等に関する蓄積を支えてきた高い意欲や能力をもった教師やそれを支える職員の力により,日本型学校教育が上述のような高い成果を挙げ,また現代社会において不可欠な役割を学校が担うようになっている一方で,社会構造の変化の中で,課題が生じていることも事実である。

①社会構造の変化と日本型学校教育

高度経済成長期以降,義務教育に加えて,高等学校教育や高等教育も拡大し大衆化する中で,一定水準の学歴のみならず,「より高く,より良く,より早く」といった教育の質への私的・社会的要求が高まるようになった。このような中で,学校外にも広がる保護者の教育熱に応える民間サービスが拡大するとともに,経済格差や教育機会の差を背景に持った学力差が顕在化した。経済至上主義的価値観の拡大の中で学校をサービス機関としてみる見方も強まっているという指摘もある。』

 

世界に誇る日本の教育によって学力は高く評価され、さらに私的欲求によって学びを高める家庭もあります。国の文章としては家庭間の格差とは表現されませんが、明らかにこの差があることは事実です。しかし、学びを高めようとする姿やより高い学びを望む子どもに対しては、さらに国や自治体の公的支援が必要な気がします。

子どもの貧困率;

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