暴力と戦争を どのようにして防ぐのか 5 2023/03/09 『狩猟採集生活というのは、徹底的に分配していましたね。今、私たちも科学技術が高まったおかげでシェアリングが可能になっているんですね。どこの土地に行っても配送システムが完備しているから、情報が手に入るから、必要なものをどこでも手に入れられるわけです。そして、インターネットという技術あるいはスマホというものが手に入ったおかげで、そこにさまざまな情報をあげて、いろんなものを交換することができますよね。共有することができます。それを拡大していけば、我々はまた助け合うことが可能な平等主義に基づいた共同体をつくることができるかもしれない。それをみんなで一緒にやっていこう。つまり「共助の社会」をつくりましょうということを最後に申し上げておきたいと思います。』 様々な情報の交換、助け合う社会、世界が1つの共同体とならなければ人類は生き残れないように感じます。メンツにこだわり不平等、争いへの発展はもう終わりにしたいですよね。 今日の投稿でこのシリーズを終了します。ヒトの進化、ゴリラにも多くのことを学びました。ヒトの進化は二足歩行を始めた類人猿が木からおり草原へ、共感、共有、分かち合いによって共同体をつくり、互助によって生き延びてきた。その中に音楽もあり、言葉の取得、文字、さらにはいろいろなものを作り出すことによって生き延びてきた。便利なもの、科学的な発展、様々な形のコミュニケーションの発達で便利になったものの、やはり対面でのコミュニケーション、共助の心がなければ人類や地球がどうなっていくのか不安です。世界の国々が、環境問題等も含め、今考え、行動していかなければと思うところです。思わず映画「サルの惑星」を思い出しました。地球で核戦争が起こり壊滅的になり、地球の支配はサル。さらにニューヨークの自由の女神が壊れ、傾いている場面を思い出しました。