共感を暴走させたのは“言葉”7 2023/03/02 『人々がさまざまな形で交渉し、和解し合うことができていた対面や身体的なコミュニケーションはどんどん減少しています。コミュニケーションが身体ではなく、言葉という情報に偏ることによって、だんだん社会がおかしくなってきたと私は思っています。私たちは、相手の顔が見えない言葉だけによるコミュニケーションで、大きな不安を抱いてしまいます。そしてそれが増幅して戦争に駆り立てられる。あるいは恨みが積み重なって暴力をもたらす。そういう原因になっているのではないでしょうか。』 現代社会は明らかにコミュニケーションが体ではなく、情報に片寄っています。言葉によって誤った情報に翻弄されることもあります。言葉の取得によって、誤った使い方や暴走によって暴力へと化しています。相手の顔が見え、しかも対面で行うことの重要性を感じます。SNSやリモート会議などとても便利ですが、対面でのスキルが出来た上でのことで活用することが前提のような気がします。