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園からの発信

シリーズ幼保連携型認定こども園 31

2023/11/29

2 幼保連携型認定こども園の生活

(2) 主に同年代の園児との集団生活を営む場であること

幼保連携型認定こども園において、園児は多数の同年代の園児と関わり、気持ちを伝え合い、ときには協力して活動に取り組むなどの多様な体験をする。そのような体験をする過程で、園児は他の園児と支え合って生活する楽しさを味わいながら、主体性や社会的態度等を身に付けていくのである。

特に近年、家庭や地域において園児が兄弟姉妹や近隣の乳幼児と関わる機会が減少していることを踏まえると、幼保連携型認定こども園において、同年齢や異年齢の園児同士が相互に関わり合い、生活することの意義は大きい。このような集団生活を通して、園児は、物事の受け止め方などいろいろな点で自分と他の園児とが異なることに気付くとともに、他の園児の存在が大切であることを知る。また、他の園児と共に活動することの楽しさを味わいながら、快い生活を営む上での約束事やきまりがあることを知り、更にはそれらが必要なことを理解する。こうして、園児は様々な人間関係の調整の仕方について体験的な学びを重ねていくのである。

 

社会に出て人とうまく関わる。その礎を育んでいきたいですね。同年齢の子ども同志での関わり、これも集団だからできることであり、少子化の今は異年齢での関わりが社会性を育むうえでも大切な時代です。快い生活のためには好きなように自由にだけでなく、きまりや約束事を守ることも大切ですね。

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