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園からの発信

シリーズ幼保連携型認定こども園 21

2023/11/14

1 乳幼児期の特性

(2) 乳幼児期の発育・発達

② 発達を促すもの

イ 発達に応じた環境からの刺激

園児は、環境との相互作用によって発達に必要な経験を積み重ねていく。したがって、乳幼児期の発達は生活している環境の影響を大きく受けると考えられる。ここでの環境とは自然環境に限らず、人も含めた園児を取り巻く環境の全てを指している。例えば、ある運動機能が育まれていく時期に、一緒に運動して楽しむ友達がいるなど体を動かしたくなるような環境が整っていなければ、その機能は十分に育つことはできないであろう。また、言葉を交わす楽しさは、話したり、聞いたりすることが十分にできる環境がなければ経験できないこともあろう。したがって、発達を促すためには、活動の展開によって柔軟に変化し、園児の興味や関心に応じて必要な刺激が得られるような応答性のある環境が必要である。

 

園児を取り巻く環境の全てが発達に影響しているとしています。子どもを取り巻く環境はとても大切です。家庭と同じ環境、家庭ではできない環境、子ども集団であることも大切な要素です。これらを整えていくことも就学前の施設の役割でもあります。そしてPDCAとよく言われますが、柔軟に展開をしていくことも大切であるとしています。決まりきったことを路線に沿ってさせるだけではないように思います。もちろん約束事だとかの社会性も身に付けつつ行うことも大切です。

 

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