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園からの発信

シリーズ幼保連携型認定こども園 11

2023/10/30

3 改訂の要点

(2) ねらい及び内容並びに配慮事項

① 乳児期の園児の保育に関するねらい及び内容

乳児期の発達の特徴を示すとともに、それらを踏まえ、ねらい及び内容について身体的発達に関する視点「健やかに伸び伸びと育つ」、社会的発達に関する視点「身近な人と気持ちが通じ合う」、精神的発達に関する視点「身近なものと関わり感性が育つ」としてまとめ、新たに示し

た。

② 満1歳以上満3歳未満の園児の保育に関するねらい及び内容

この時期の発達の特徴を示すとともに、それらを踏まえ、ねらい及び内容について心身の健康に関する領域「健康」、人との関わりに関する領域「人間関係」、身近な環境との関わりに関する領域「環境」、言葉の獲得に関する領域「言葉」及び感性と表現に関する領域「表現」としてまとめ、新たに示した。

③ 満3歳以上の園児の教育及び保育に関するねらい及び内容

この時期の発達の特徴を示すとともに、それらを踏まえ、ねらい及び内容について心身の健康に関する領域「健康」、人との関わりに関する領域「人間関係」、身近な環境との関わりに関する領域「環境」、言葉の獲得に関する領域「言葉」及び感性と表現に関する領域「表現」としてまとめ、内容の改善を図り、充実させた。

④ 教育及び保育の実施に関する配慮事項

保育所保育指針を踏まえて、次のことなどを新たに示した。

・心身の発達や個人差、個々の気持ち等を踏まえ、援助すること

・心と体の健康等に留意すること

・園児が自ら周囲へ働き掛け自ら行う活動を見守り、援助すること

・入園時の個別対応や周りの園児への留意等

・国籍や文化の違い等への留意等

・性差や個人差等への留意等

 

時代背景を加味しての記述になっています。国籍や文化、性差や個人差にも留意することとしています。園児それぞれの経験の違いも配慮して、個々に対応することが求められると受け止めています。そうすると70年前に示された4,5歳児の園児30人に対して職員1人という配置基準では、個々に対応することができません。1歳児についても6対1も到底個人差に対応できないのは当たり前なのです。手厚い配置で個々の子どもの成長を援助していく体制が必要なのです。もちろん人を配置しただけでは解決にはなりません。また、子ども集団の良さ、子ども同士がかかわる環境も大切にしていく必要もあり、工夫が必要なのです。そうすると主担任がいて、こどもに声掛けをして主導する職員とサブリーダーがいて、さらに周りのことを支援するアシスタントとすることにより、より子どもに寄り添うことができると実践にて時間しています。単に複数いても数は余裕があるでしょうが、複数から指示が出るより、役割の違いで進めるほうが子どもにとってもわかりやすいはずです。私たちの園では、以上児を中心にすべてのクラスでではそのような体制をとっています。

 

 

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