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園からの発信

シリーズ幼保連携型認定こども園 28

2023/11/24

1 乳幼児期の特性

(2) 乳幼児期の発育・発達

③ 発達の特性

○乳幼児期は、他者との関わり合いの中で、様々な葛藤やつまずきなどを体験することを通して、将来の善悪の判断につながる、やってよいことや悪いことの基本的な区別が次第にできるようになる時期である。また、園児同士が互いに自分の思いを主張し合い、折り合いを付ける体験を重ねることを通して、きまりの必要性などに気付き、自己抑制ができるようになる時期でもある。特に、園児は、大人の諾否により、受け入れられる行動と望ましくない行動を理解し、より適切な振る舞いを学ぶようになる。

 

「相手の気持ちがわかる」この一言です。表情からの読み取り、言葉の理解、そのうえで気持ちを伝える、折り合いをつけることがヒトとしての大きな成長です。きまりの必要性も大人が決めるルールではなく、子ども同志で決めることも大切です。さらに自己抑制こそ「自律」にもつながります。大人から言われたり叱られることだけでの自立ではなく、子ども同志の関係性において学んでほしいことです。勿論その解決方法を大人が教えるだけでもないですし、自ら解決する方法も学んでほしいですね。相手を思いやる心を大切にしたいです。

 

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