子どもの成長17 2026/04/01 新たな年度となりました。引き続き様々なデータや公表されていることを寄稿して、子どもの成長について発信していきます。 SNS利用が小学生の身体イメージに影響か? 女児は自分が実際より太っていると認識しやすい傾向 解析結果:SNS利用がメディア中の人の体型賞賛や、女児の体型誤認識に関連 全体として、460人(36.5%)がSNS利用群に該当した。性別で比較すると、男児は29.6%であるのに対して女児は42.9%と、SNSを利用している子どもが有意に多かった(p<0.001)。一方、1日のスクリーンタイムは男児が98.31分、女児は88.02分で、男児のほうが有意に長かった(p<0.001)。 自分自身の身体イメージのスコアは、男児が3.89、女児は3.83で有意差はなかった。一方、理想とする身体イメージは同順に3.77、3.45で、女児のほうがより痩せている体型を理想としていた(p<0.001)。その結果、自分自身の身体イメージと理想とする身体イメージとの乖離は、男児の0.12に対して女児は0.38と大きく、有意差があった(p<0.001)。 自分自身の体型(肥満または痩せの程度)の認識と実際の体型との乖離は、男児は-0.31、女児は-0.18であり、男児のほうが誤って認識していることが多い(実際より痩せていると考えがち)という差が認められた(p=0.007)。 理想的な身体イメージ像については、「該当する人はいない」が男児は69.7%、女児は60.5%を占めともに最多だったが、具体的に選択された人としては、「メディアに登場する人」が最多であり、男児では19.6%、女児では20.3%を占め、家族や友人、クラスメートを凌駕していた。
世界の子育て59 2026/04/01 「子どもの未来」に役立つ最高の習い事とは? 勉強以外の習い事が「子どもの選択肢」を広げる 日本では「文武両道」という言葉はもはや死語になりつつありますが、欧米ではスポーツ、音楽などの課外活動に真剣に取り組んでいる子どもほど「Well Rounded Person/均整のとれた人」に育つという考え方があります。 ハリウッドで活躍する俳優のマシ・オカさんは『HEROES/ヒーローズ』というドラマで準主役(時を止める超能力を持ち、「ヤッター!」が決めゼリフのサラリーマン)を演じ、その名を世界で知られるようになりました。 日本では「英語と日本語を流暢に操るバイリンガル役者」として知られていると思いますが、実は本職はコンピューターエンジニアなのです。 マシ・オカさんは幼少期に母親とアメリカに移住し、名門のブラウン大学に入学(ハーバード大学にも合格しましたが辞退)。 そこでコンピューターサイエンス(プログラミング)を学びます。12歳の時には「アジア系アメリカ人の卓越した頭脳」という『タイム』誌の特集で表紙を飾るほどの秀才でした。 ただ彼は専門の勉強だけでなく、日本語、英語に加えてスペイン語とフランス語も話すマルチリンガル。剣道は有段者。 大学時代はアカペラグループでボイスパーカッションを担当するなど、勉強以外の分野でもさまざまな武器を身につけてきたのです。 その結果、「右脳と左脳の両方を使うことで人間の可能性を追求する」といって、役者の世界に足を踏み入れました。培ってきたさまざまな武器を融合させることで、芸能の世界で活躍しています。 このように勉強以外の習い事は、子どもの社会性や精神面の発達を促し、将来的にも選択肢の幅を広げることにもなるのです。