子どもの成長110 2026/08/18 「熱中症を防ぐ」 事前準備として 運動前・運動後の体重を測り自分の水分がどのくらい失われているのかを把握し、水分補給量の目安にする。 運動前 体内の水分量を100%にキープする。 ただし、運動直前に糖質を過剰に摂取するとパフォーマンス低下を招くおそれがある。 水やお茶などがおすすめ。 運動中 自由に水分補給ができる環境をつくる。 体重の減少が2%を超えないように水分を補給する。 また、発汗により塩分も失われるので、スポーツドリンクなどを利用して0.1〜0.2%程度の塩分も補給する 運動後 運動後1時間以内に水分を補給する。失った水分量を補給し100%〜120%が目安。
子どもの成長109 2026/08/17 「熱中症を防ぐ」 暑さ指数「WBGT」の活用 熱中症の危険度を示す指数にWBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)がある。気温、湿度、日射や輻射(ふくしゃ)、風といった要素から熱中症の危険度を示す指標だ。乾球温度計、湿球温度計、黒球温度計を使って計算し、熱中症の危険度を示してくれる。わが国の夏は気温が高いだけでなく、湿度も高いためこのWBGTを用いた客観的な指数によって熱中症の危険度を把握する。 環境省の熱中症予防情報サイトでは、全国約840地点におけるWBGTの現在値(実況推定値)と予測値が公開されている。 環境省の熱中症予防情報サイト このWBGTと、スポーツ活動を行う際には日本体育協会による「熱中症予防のための運動指針」(表2)、日常生活を送る上では日本生気象学会による「日常生活における熱中症予防指針」(表3)を組み合わせ、さらに、年齢やその日の体調も考慮に入れて活動の指針とする。 表2 熱中症予防のための運動指針 運動前、運動中、運動後の水分補給 上記の「熱中症予防のための運動指針」ではWBGT31°C以上の運動は原則として中止とされているが、長期間の休暇が設けられるこの時期は、スポーツの大会や集中合宿が全国各地で行われる。また、小児や学生の部活動などは、普段は授業後に行われる練習が炎天下の日中に行われることも多い。 熱中症の予防もさることながら、暑熱対策の一環として正しい水分補給法を身につけておくことが、競技者の身を守り、高いレベルのパフォーマンスを維持するためにも重要だ。また、脱水を起こしやすい高齢者や小児、体調管理が未熟な学生らに対しては、指導者や責任者の目の届く範囲で運動する環境づくりを徹底したい。
世界の子育て152 2026/08/17 「強み」と「弱み」は表裏一体 では、より具体的にどんな観点で強みを見ていくとよいのでしょうか? 次のリストを参考にしてみてください。 Points 子どもの才能を見つける ・一番喜んだり、嬉しい顔をするのはどんな時か ・一番長く集中できるのは何をしている時か ・文字と絵、どちらにより興味を示すか ・数字と文字、どちらにより興味を示すか ・話すことと聞くこと、どちらが好きか ・どんなおもちゃで遊ぶのが好きか ・どんな本(マンガ)を読むのが好きか ・誰と遊ぶのが好きか ・一人の時に何をしているのが好きか ・友だちと遊ぶ時にどのような役割をしているか(リーダー、仲介、フォロワー) ・家の中と外、どちらで遊ぶのが好きか ・友だちと遊ぶのと一人で遊ぶ、どちらが好きか ・子どもの身体的特徴(容姿を含む)は何か ・子どもの性格を一言で表すと このような観点から考えてみると、子どもの強みが見えてくるでしょう。 そもそも、物事は表裏一体です。 たとえば「のんびりしている」という性格も、見方を変えれば「気が長い」「がまん強い」「優しい」といった長所になります。 「強情」は「自分を持っている」「芯が強い」「意志が強い」。「落ち着きがない」は「行動的」「エネルギッシュ」といったように、それを短所とするか長所とするかは、紙一重の違いなのです。 賢い親は、「うちの子どもはふつうだから……」などと決して言いません。その子の特徴を認め、いい面を見出し、言葉に出して褒めて伸ばしていきます。 反対に、親が子どもの悪い芽に目を奪われていると、その裏にあるいい芽がつぶされて(小さくなって)しまうのです。 間違っても、「うちの子どもには才能がない」などと言ってはいけません。その言動が子どもの才能にふたをしているのだと気づき、強みの芽に目を向け、子どもの可能性を信じて接していくことです。
8月17日 お願い 2026/08/17 酷暑が続いています。 令和8年熊本地震からおよそ3週間を経過しましたが、気象庁によると「地震の発生数は増減を繰り返しながら大局的には緩やかに減少していますが、地震活動は依然として活発な状態が継続しています。M7.1の地震で揺れの強かった地域では、今後1か月程度、最大震度5弱程度以上の地震に注意が必要です。なお、最大震度5強程度以上の地震についても、平常時と比べると依然として発生しやすい状況です。地震活動域は広範囲であり、地震の規模や震源との位置関係によってはM7.1の地震による揺れよりも強く揺れる可能性があります。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意してください。」としています。 しばらくは、大きな余震に十分警戒する必要があります。よって、停電やライフラインの供給が止まることに備え、更にはこの暑さ対策も含めた水分補給を確保するために『たんぽぽ組・すみれ組・さくら組・ひまわり組」においては、当面の間、水筒持参をお願いします。』
子どもの成長108 2026/08/14 「熱中症を防ぐ」 運動・スポーツ実施時、夏季イベントでの注意点 スポーツによる熱中症のリスク スポーツは、それ自体が熱中症のリスクとなる。身体活動によって体温が上昇し、かつ、発汗により脱水になりやすいからだ。 スポーツによる熱中症は気温の高い7月下旬から8月上旬にかけて多く報告されている。また6月中の発生も少なくない。その理由は、からだがまだ熱さに慣れていないため、環境温度がより低温でも熱中症に至りやすいためとされている。 どのようなシチュエーションで熱中症が発生するかをみてみると、ランニング等の直後の発症が多いという。また、意外なところでは、プールでの練習中の発症も報告されている。水泳中は、実際には発汗していてもそれに気づきにくいこと、自由な水分補給が可能な環境があまり整備されていないこと、屋外プールでは直射日光に当たること、などが理由に挙げられる。 表1 熱中症の症状と重症度分類 スポーツ庁は、動画「熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症―」を公開している。動画では、児童や生徒らの部活動、体育などスポーツ活動時に熱中症が発生した場合を想定し、熱中症の発生メカニズム、症状、対処法がまとめられている。実際の現場に近い状況で起こる熱中症の症状と重症度の判断が動画で確認でき、専門の医師による解説も付け加えられている。指導者、選手、家族ら関係者は必ず見ておきたい内容だ。 【スポーツ庁】熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症― https://sports.go.jp/movie/post-23.html