子どもの成長75 2026/06/26 性的マイノリティであることなどがPTSDおよびCPTSDに独立して関連 次に、PTSDおよびCPTSDを従属変数とするロジスティック回帰分析を施行し、それぞれの存在に独立した関連のある要因を検討した。 その結果、PTSD、CPTSDともに、心理的被暴力体験、身体的被暴力体験がそれぞれ、独立した関連要因として特定された。それら以外の関連要因として、PTSDに関しては、性別(女性)、性的マイノリティ(LGBTの自己認識)、および、親元を離れての生活という項目が特定され、計5項目となった。CPTSDの関連要因としては、性的マイノリティ(LGBTの自己認識)が特定され、計3項目だった。 著者らは本研究が横断的デザインによる研究であるため因果関係は考察できないこと、対象が20代前半の比較的若年成人のみに限られていること、性的暴力の様子を考慮していないことなどを限界点として挙げたうえで、結論を以下のようにまとめている。 「本研究は、スポーツ領域でのCPTSDに焦点を当てた初の社会調査であり、ITQでPTSDやCPTSDの関連要因を検出可能であることを示した。日本の運動部活動は、合理的とは言えない指導が依然としてなされることがあり、管理の及ばないある種の“聖域”と見なされることがある。そのような慣行の改善と暴力を経験したアスリートへのケアの確立が求められる。我々の研究結果はそのような望ましい方向へ向かうための一つの道標となるのではないか」。
避難指示レベル4解除を受けての対応 2026/06/26 熊本市全域に発令されていた「避難指示警戒レベル4」につきましては、本日6月26日12時をもって解除されました。 また、6月27日に接近が予想される台風7号につきましては、現時点において大雨等による影響は低いものと予想されていますが、台風の影響は少ないと予想されるとはいえ、遠く離れた場合にも雨風が強まり、さらには地盤が緩んでいる状況には変わりなく、河川の増水等にも引き続き警戒をする必要があります。 安全に留意をしながら、明日6月27日(土曜日)においては、通常の開所を行います。
6月26日の対応について 2026/06/25 明日の対応についてお知らせします。 現在、熊本市全域に警戒レベル4の避難指示が発令され、現在も継続しているところです。当園の位置する小学校校区も大雨による河川の氾濫や土砂災害の危険性が高まり「避難指示 警戒レベル4」が継続しております。 市役所より16:16に「明日6月26日の対応につきましては、大雨及び土砂災害による影響が今後も見込まれることから、原則、休園といたします。」とのご連絡を受けましたが、保育を必要とするご家庭もあり、園舎の安全確認と職員の配置ができることを踏まえ、下記の対応を致します。 6月26日(金曜日)開園します。 開園時間は7時30分から18時30分までとし、 前後の延長保育は行いません。 明日の登園については、明朝9時までに出欠を電話でお知らせください。 尚、明日の登降園時にも大雨や近隣道路の冠水、河川の氾濫等十分に予想されることから安全対策に万全を期して頂き、命を守る行動を最優先にしてください。また、登園中においても危険レベルや避難レベルが上がることも予想されます。その際には対応を随時お知らせいたしますのでご承知おきください。
子どもの成長74 2026/06/25 国際トラウマ質問票(ITQ)の妥当性が確認され、PTSD/CPTSDの関連要因を特定 この研究は2023年7月に、インターネットアンケートの調査パネルに登録している18~25歳の成人7,000人の中から、中学・高校時代の6年間継続して、組織的な運動部活動に参加していた2,332人を対象として実施された。回答が1,200人に達した時点で受付を終了。データ欠落のある回答や回答内容が不自然なものなどを除外し、651人のデータを解析対象とした。 対象者のおもな特徴は、年齢21.31±1.97歳、男性31.95%で、行っていたスポーツを団体競技/個人競技で分けると中学では団体競技が51.31%、高校では同56.68%だった。競技レベルは、市町村大会レベルが32.57%、県大会レベルが30.72%、地方大会レベルが13.83%、全国大会レベルが11.67%であり、33.18%は競技の早期専門化を経験していた。また、11.06%は親元を離れて学校生活を送っていた。 中学・高校時代の被暴力体験は、スポーツにおける対人暴力の質問票(Interpersonal Violence in Sport)の日本語版(IViS-J)を用いて、怒鳴られた、罵倒された、平手打ちされた、殴られたなどの体験を把握した。このほか、国際トラウマ質問票(ITQ)のPTSDやCPTSDのリスク評価での利用可能性の検証のため、感情制御の困難性、自己嫌悪感、対人関係の問題などのなどの程度を、先行研究で精度検証済みの評価ツールを用いて把握。それらのスコアと、ITQのスコアの相関を検討した。 統計学的な解析の結果、ITQの評価精度や妥当性が確認された。ITQで評価したPTSDやCPTSD関連症状の強さは、被心理的暴力体験、被身体的暴力体験、感情制御の困難性、自己嫌悪感、対人関係の問題などの、評価したすべての尺度と有意な正の相関が確認された(すべてp<0.001)。
世界の子育て116 2026/06/25 優秀な子が育つ家庭で行われている3つの柱 では反対に、優秀な子どもが育つ家庭で行われているのは、どんなことなのでしょうか? 賢い親のもとで育った子には、3つの柱が備わっています。 その柱とは、「よい習慣」「思考力」「アイデンティティの確立」という3つです。それぞれ簡単に説明しましょう。 まず「よい習慣」とは、子どもの人間性を作るベースになる行動習慣のことです。 性格やメンタリティ、やる気なども含めた人間性は、よい習慣によって作られていきます。その習慣を身につけさせるための教育が、各家庭で行われているのです。 続いて2つ目の「思考力」とは、誘惑の多い世の中で子どもがよりよい道を選んでいくために欠かせない能力です。 特に、周囲に惑わされず物事の本質を見抜く思考(クリティカルシンキング)と、柔軟な思考を可能にする地頭力が二大要素になります。 この能力が身につくトレーニングを賢い親たちは行っているのです。 最後の「アイデンティティの確立」とは、自分はどう生きるかの指針をハッキリと決めていくための力。 子どもは様々な経験の中で、自分は何者であり、どう生きたいかを明確にしていきます。 このアイデンティティの確立こそが教育の最終目標であり、親はそのために子育てをしている、と言っても過言ではありません。 これらは、それぞれまったくバラバラの資質のように見えますが、関係としてはピラミッドのようなものです。 根底にある「よい習慣」が人間としてのベースを作り、家庭でのトレーニングによって培われた「思考力」が子どもの人生の方向性を決定づけていき、最後に「アイデンティティ(ぶれない自分らしさ)」がてっぺんにできあがる、というイメージをしてもらうとわかりやすいでしょう。 優秀な子どもには、ほぼ例外なくこの3つの柱が備わっており、驚くことに、どの家庭でもその資質を身につけさせるためのアプローチが共通しているのです。 教育に関しては様々な研究も進んでいますが、その研究の中でも、賢い親たちがとっている行動の正しさを裏づけています。