幼児教育の質の向上24 2026/02/27 (2)関係機関相互の連携強化 ○ 経済的困窮や虐待など、支援を必要としながらも支援が届きにくい様々な問題を抱える家庭に対しては、当該家庭の子供が通う幼児教育施設と教育委員会、市町村福祉担当部局や児童相談所等の関係機関が連携強化を図るなど、より十分な支援を行っていくことが必要である。 ○ また、地方公共団体において、障害者福祉関係の施策や外国人関係の施策については首長部局が担っていることが多く、教育委員会と首長部局の緊密な連携による支援が必要であり、関係機関相互の連携を促進する取組を充実することが必要である。 Japanese, father, baby, cute
世界の子育て37 2026/02/27 「プレッシャーに弱い子ども」に育ってしまう親の“絶対NGワード”とは? 「せきたて言葉」でプレッシャーに弱い子に 何事にもスピードが要求される効率主義社会。効率主義は子育てにも影響してきており、「早くしなさい!」「グズグズしないで!」「ちゃんとしなさい!」と、子どもを必要以上にせきたてる親が多くなりました。 その結果、子どもは「早くやらなきゃ!」「急がなきゃ!」というプレッシャーを背後に感じながら、着替えをして、歯みがきをして、ご飯を食べて、勉強をしなければなりません。 多くの子どもが「早く!」とせきたてられると、落ちついてやればできることもうまくできなくなるのです。 特に幼い子どもは指先の力が弱いため、細かい作業が苦手です。靴ひもを結ぶ時、私たち大人が手袋をしながら靴ひもを結ぶような感覚なのです。そこに「早く!」とプレッシャーをかけられると、焦ってさらに手元が狂います。 せきたて言葉は子どもに「失敗体験」をさせてしまうのです。 「次はうまくやらなきゃ」というプレッシャーが、また失敗を引き起こします。何度も同じ失敗を繰り返していると「自分には無理だ!」と自信を失うのです。 日本人の子どもと接していると、「ムリムリ」「どうせ~」「できない」と口にする子が増えました。 失敗体験の積み重ねにより、「自分はムリ」「どうせ失敗するから」「自分はできない」という、消極的な態度が形成されてしまったのです。
幼児教育の質の向上23 2026/02/26 (1)保護者等に対する学習機会・情報の提供 ○ 教職員が保護者や地域住民と協働して子供の育ちに関わっていく上で、子供の発達や学び、各園での実践の意図やねらいを保護者や地域住民に知ってもらうことは重要であり、幼児教育施設の取組と併せて地域全体としての努力も必要となる。 ○ そのためには、教職員が自身の園の状況を把握・分析し、言語化するなどした上で、保護者や地域住民に発信することにより、保護者や地域住民の幼児教育に関する理解を深めていくことが重要である。特に、幼児教育は、小学校以降での教科等の学習に比べて、教職員の指導のねらいやその中で育まれている資質・能力が見えにくいと言われており、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」等を活用して、保護者や地域住民に丁寧に伝えることも有効である。 ○ 家庭教育の担い手である保護者の学びを支援するためには、幼児教育施設における子育て広場等の開催や地域の子供・保護者に対する相談体制の整備に加え、公民館等の地域の多様な場において、子育て経験者等による保護者向けの講座や親子で参加できる行事・プログラム、子育てに悩みや不安を抱える保護者への訪問相談の実施など、地域における家庭教育支援を充実することが必要である。その際、幼児教育施設をはじめとする関係機関との連携や、家庭教育支援に係る知見を有した地域人材の養成など、家庭にとって身近な支援体制とすることが重要である。
世界の子育て36 2026/02/26 演劇経験者は、英語の習得が早い もう一つ演劇の利点として、演劇経験者は「英語習得が早い」という特徴があります。 私は日米で25年以上英語を教えていますが、稀に英語を超特急で身につける人に出会うことがあります。 そんな人の多くは、不思議なことに「演劇経験者」なのです たとえば、両親は日本人、生まれも育ちも日本、留学経験なし。ごく普通の日本の女の子ですが、中学1年生で英検1級に合格した子がいました。 この子は、小学生の時から大人に交ざって劇団で演劇を練習していたそうです。 台詞を覚える力、話し方・表情・しぐさをマネる力、効果的に表現する力、明瞭な発声方法など、演劇で培った力は英語習得にも活かされます。 習い事の選択肢の一つに入れてみてもいいかもしれません。
世界の子育て35 2026/02/25 【アメリカ・イギリスでは大人気!】 子どもの習いごとに「演劇」がおすすめな理由 イギリスでは必修科目にもなっている「演劇」 日本では、演劇というと「文化部の代表」「地味」「個性的な人の集まり」など、あまりポジティブな印象がないかもしれません。 ところがイギリスでは、演劇が必修科目になっている学校が多くあります。 課外活動としても人気が高く、ほとんどの子どもは社会に出る前に、大なり小なり演劇を経験しています。 また、アメリカでも演劇部(「シアター」や「ドラマ」と呼ばれる)は運動部と並んで人気が高い課外活動です。 中学・高校では演劇部に入部するためのオーディションがあり、数少ない役をめぐって熾烈な戦いが繰り広げられます。 演劇が教育の場で人気なのは、コミュニケーション力を高めてくれるからです。 人前で堂々と話す技術、表情、身ぶり手ぶりを使って意思疎通する方法、相手に伝わりやすい発声・発音の方法、相手に親しみを与える話術など、コミュニケーションスキルのすべてが演劇を通して身につくのです。 日本でも、兵庫県の豊岡市では市内のすべての小中学校で演劇を用いた「コミュニケーション教育」を導入しています。