75(3)これまでの実践とICTとの最適な組合せを実現する 2 2023/06/09 『○令和時代における学校の「スタンダード」として,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に資するよう,GIGAスクール構想により児童生徒1人1台端末環境と高速大容量の通信ネットワーク環境が実現されることを最大限生かし,端末を日常的に活用するとともに,教師が対面指導と家庭や地域社会と連携した遠隔・オンライン教育とを使いこなす(ハイブリッド化)など,これまでの実践とICTとを最適に組み合わせることで,学校教育における様々な課題を解決し,教育の質の向上につなげていくことが必要である。』 教育方法のハイブリット化の効果に期待し、「生徒と繋がる」ことの効果、このことでの質の向上につながることにも期待しましょう。もちろん対面もとても大切なことです。時代は学校のICT化によって大きく変わろうとしています。熊本市においては先駆的な都市ですが、こういった取り組みで効果をあげている事例等をどんどん取り入れ、更なる効果に期待しましょう。
俳句 2023/06/09 俳句はセンスも年齢も関係ない 夏井さんは、俳句は難しいと思われていますが、実はものすごくハードルの低い文芸なんです。作り方の基本である「取り合わせ」(季語とほかの要素を組み合わせて作るもの)という型を覚えれば、たった5分で一句作れます。誰でもあっという間に俳人になれる。そこが魅力の1つですね。 「子どもは発想が豊か」「大人になると頭が固くなる」と言う人がいるけど、あれはウソ。詩句というのは、言葉と言葉の関連性をひねったり、裏返したりするところに生まれてきます。ところが、小さな子どもは、まだ語彙や文法が未熟で、Aということを伝えようとしても、うまくいかずBになってしまいます。 つまり、結果として文脈がねじれて詩的になっているだけのこと。それを大人が聞いて「おーっ、詩になっている!」と解釈しているだけなんです。 語彙が増え文法も身に付き、体験も増えていく10代の子どもたちに、俳句の作り方を教えてあげると、ちゃんと質のよい作品が作れるようになる。俳句は発想力やセンスといった才能じゃないし、年齢も関係ありません。3歳でも100歳でも私は同じように教えます。と答えています。 俳句とまではいきませんが、保育園でも子ども達の「つぶやき」は多く聞かれます。家庭でも気をつければ結構耳にする「つぶやき」。さらには、記事にもあるようにAと伝えようとしてもBとなることはとても多いのです。語彙力を高めるためにも保護者や保育者が丁寧な言葉掛けをしたり、情緒ある言葉、きれいな言葉を使うことが子どもの言葉の発達において大切なことですね。子ども同志の会話にも耳を傾けていきます。 先日、じゃがいもを掘り、コロッケにして食べました。じゃがいもの味?コロッケはどんな味?問いかけに子どもたちは様々なことはを返してくれます。「おいしい!」で始まり、「甘い」「やわらかい」。そして「あつい」!これはAをBといった表現でしょうか。
74(3)これまでの実践とICTとの最適な組合せを実現する 2023/06/08 『○新たなICT環境や先端技術を効果的に活用することにより,以下のようなことに寄与することが可能となると考えられる。 ・新学習指導要領の着実な実施(例えば,児童生徒自身による端末の自由な発想での活用を「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に生かすこと,学びと社会をつなげることにより「社会に開かれた教育課程」を実現すること,プログラミング的思考,情報モラル等に関する資質・能力も含む情報活用能力を教科等横断的に育成すること) ・学びにおける時間・距離などの制約を取り払うこと(例えば,遠隔教育により,学びの幅が広がる,多様な考えに触れる機会が充実する,様々な状況の子供たちの学習機会が確保されるなど,場面に応じた学びの支援を行うこと) ・全ての子供たちの可能性を引き出す,個別に最適な学びや支援(例えば,子供の学習状況に応じた教材等の提供により,知識・技能の習得等に効果的な学びを行うこと,子供の学習や生活,学校健康診断結果を含む心身の健康状況等に関する様々な情報を把握・分析し,抱える問題を早期発見・解決すること,障害のある子供たちにとっての情報保障やコミュニケーションツールとなること) ・可視化が難しかった学びの知見の共有やこれまでにない知見の生成(例えば,教育データの収集・分析により,各教師の実践知や暗黙知の可視化・定式化や新たな知見を生成すること,経験的な仮説の検証や個々の子供の効果的な学習方法等を特定すること) ・学校における働き方改革の推進(例えば,教材研究・教材作成等の授業準備にかかる時間・労力を削減すること,書類作成や会議等を効率的・効果的に実施すること, 遠隔技術を活用して教員研修や各種会議を実施すること) ・災害や感染症等の発生等による学校の臨時休業等の緊急時における教育活動の継続(例えば,同時双方向型のオンライン指導を通じた家庭学習や,オンラインを活用して学校・教師・子供同士のつながりを維持すること)』 ICTの効果的な活用により、様々な展開も期待できます。上記のことが実現できるよう大いに期待するところであり、これらの効果を保護者もしっかりと理解して、すべての子どもがどのような環境にあろうとも学びの保証、教育活動の継続となるよう期待するものです。一人の担任や教員に負担をかけることなく、さらにはICTの効果的な活用を促進するために必要なものを国や自治体は支援していく必要があります。子どもの教育にどう対応するか。これが将来につながるように感じます。
梅雨空 2023/06/08 昨日の梅雨の晴れ間は嬉しく感じます。本日はまた雨で限られた時間ですが保育参観ご参加ありがとうございます。 さて、空前の俳句ブームと言われています。梅雨にまつわる有名な俳句を集めてみました。 また、俳句ブームの火付け役となった、夏井いつきさん。テレビ番組で辛口コメントとともに俳句を添削する姿が印象的です。俳句には、「自分を取り巻く世界の豊かさに気づく」「ネガティブな感情を和らげる」といった“効果”がある、と語っています。(東洋経済) 五月雨を あつめて早し 最上川 【松尾芭蕉】 降る音や 耳もすう成る 梅の雨 【松尾芭蕉】 蓮の葉のひたすら青き梅雨かな 【久保田万太郎】 梅雨の月閉めわすれたる窓にかな 【久保田万太郎】 梅雨晴れの 夕茜して すぐ消えし 【高浜虚子】 明らみて 一方暗し 梅雨の空 【高浜虚子】 梅雨空、皆さんならどう詠まれますか?
ナイストライ 2023/06/07 本日も保育参観ご参加ありがとうございます。 梅雨の晴れ間の昨日月曜日、来週の「じゃがいもプロジェクト」に向けて、じゃが芋を掘りました。 さて、『ナイストライ活動における様々な体験活動や事前学習等を通して、勤労観・職業観や感謝する心などの豊かな心をはぐくみ、主体的・実践的な態度を培い、子どもたちの「生きる力」の育成を図っている。』とされた目的は達成できただろうか。中学生に就労観についてどう受け止められただろうか、就業観についてもどう受け止めてくれたただろうか。保育所での就労体験で何を感じてくれただろうか。気になるところです。 園児はお世話をしてくれる中学生と打ち解け楽しく過ごしました。