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2023年 6月

83(5)感染症や災害の発生等を乗り越えて学びを保障する3

2023/06/21

『○これらの取組を円滑に進めるためには,総合教育会議等も活用して,首長部局との連携を積極的に行うとともに,教育委員会等の学校の設置者が学校における取組を後押しすることも重要である。特に,今般の新型コロナウイルス感染症対応においては,教育委員会が,学校の自主的・自立的な取組を積極的に支援するという役割を果たしていたか否かが,子供たちの学びの保障においても重要であったことを踏まえ,教育委員会が率先して課題に取り組み,学校を支援する教育委員会の在り方について検討していくことが必要である。また,今般の新型コロナウイルス感染症の発生のような危機的な状況を乗り越えるためには,特に保護者や地域と協働し,学校運営や教育行政を推し進めることが必要である。』

 

感染症の拡大や災害など両方を経験した熊本だからこそ、子ども達の学びをしっかり検証し見つめ必要な支援を展開して欲しいですね。さらには、各自治体の教育委員会はあくまでもその自治体の公教育の実を対象としています。だからこそ抜け落ちる私学等の児童生徒への自治体の関与についても、私学の建学の精神に遠慮することなく育ちということ、学びのことについては方法論ではなく家庭支援といったことが子どもの教育に直結していることを踏まえた支援も求められるのではないでしょうか。もちろん虐待や暴力といった命にかかわることについては自治体の子どもという立場で積極的に関与していく必要もあろうかと考えます。

水いぼ対策

2023/06/20

『ネットでは、

 肌と肌の接触を最小限にする

水いぼが拡大する最も一般的な原因は、「お風呂」です。子供が水いぼになったと思われる場合、兄弟や姉妹と一緒にお風呂に入るのを避けましょう。また、肌と肌が触れ合う機会をできるだけ減らすことが重要です。タオルの共有も避けると良いでしょう。プールでの活動の際も、ラッシュガードや防水性のバンドエイドなどを使用して、他の人に感染しないように注意しましょう。

 肌を乾燥させず、かき壊さない

水いぼは、肌が乾燥し、バリア機能が低下することで感染しやすくなります。水いぼは乾燥した小さい傷から侵入しているからです。そのため、日頃の保湿ケアは水いぼの予防にも役立ちます。すでに水いぼに感染している場合でも、普段からの保湿ケアを怠らないようにしましょう。さらに、水いぼと戦って炎症を引き起こすと、かゆみが生じることがあります。爪を短く切り、清潔に保つことで、搔き壊しを防ぐことができます。

 水いぼの個数が少ない内に早めに治療を検討する

多くの水いぼの症例を診てきた経験から、水いぼが1つや2つの段階で他の医療機関で経過観察されている間に、個数が大幅に増えて当院を受診するケースがしばしばあります。確かに、ピンセットで水いぼを摘出することを考えると、「子供が泣いてしまい、かわいそうだ」とためらう気持ちはよくわかります。しかし、個数が60個や80個などに急激に増えて治療が困難になっている患者さんを目のあたりにしている身としては、「個数が小さいうちに処置していれば」と思うことも少なくありません。

自然治癒することが多いですが、総合的に考えて、「早期の摘出や液体窒素治療などで対処する方が楽」という結論になります。水いぼの個数が少ないうちに適切な治療を受けることで、感染拡大を防ぎ、治療期間も短縮できるでしょう。』

集団生活である保育園においては、いろいろな感染症などにかかりうることは避けられません。互いが注意したり配慮することが大切です。

 

82(5)感染症や災害の発生等を乗り越えて学びを保障する2

2023/06/20

『○また,やむを得ず学校の臨時休業等が行われる場合であっても,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の専門スタッフや,市町村や児童相談所,警察等の関係機関との連携を図りつつ,子供たちと学校との関係を継続することで,心のケアや虐待の防止を図り,子供たちの学びを保障していくための方策を講じることが必要である。

○さらに,感染症に対する差別や偏見,誹謗中傷等を許さないことが重要である。学校においては,誤った情報や認識や不確かな情報に惑わされることなく,正確な情報や科学的根拠に基づいた行動を行うこと,感染者,濃厚接触者等とその家族に対する誤解や偏見に基づく差別を行わないことなどの点について,しっかりと取り上げ,身に付けさせることが必要である。あわせて,保護者や地域においては,学校における感染症対策と教育活動の両立に対する理解や協力に加え,差別等を許さない地域を作ることが期待される。』

 

学校における学びの保障は公教育施設だけでもありません。小中学校には私学もあり、高等学校教育の半数は私学でもあります。就学前の教育保育施設においては9割が私学や社会福祉法人が担っているのです。そういった中、スクールカウンセラーやソーシャルワーカー等の専門スタッフの不足は指摘されている通りで、多様化、激増する対応で子どもや家庭を十分把握できていないこともあるようです。子どもを対象としたソーシャルワーカーは皆無に近く、こういったスタッフの充実も学校を支え、子どもを支えることになります。充実を望みます。

 

(江別市)

 

プール遊び

2023/06/19

6/17にお父さんたちにお手伝いいただき、仮設プールの設置を行いました。いよいよ保育園でもプール遊びが始まります。お父さんたちありがとうございます!

そこでご質問を多く受けます。「水いぼがあるとプール遊びはできないのですか?」

医療の専門家によると、

「水いぼは他の人に感染するのでしょうか。」結論から言えば、「肌と肌が接触する機会があれば、水いぼは他の人に感染します」。そのため、「兄弟同士でお風呂に入っていたら、水いぼが兄弟にも感染した」、「腕の内側に水いぼがあったが、同じ側の胸に感染した」といった事例はよく経験しますね。

特に、水いぼを引っかいた手を清潔にしないで、自分や他の人に触れたり引っかいてしまうと、感染が広がりやすくなります。また、大人もアトピー性皮膚炎や重度の乾燥肌の場合、水いぼが感染しやすくなるため、同様の注意が必要です。

では、プールで水いぼは感染するのでしょうか。これに関しては、厚生労働省が日本皮膚科学会・日本小児皮膚科学会の統一見解を受けて、「プールの水では感染しないので、プールに入っても問題ない。ただし、タオル、浮輪、キックボードなどを介して感染することもある」と結論づけています。

水いぼが感染する可能性を低くするためには、肌と肌をこすり合わせないようにすることが重要です。そのため、「水いぼがある部分をラッシュガードなどで覆っていただければプールに入っても問題ない」とする施設が多いようです。ただし、施設の基準によっては異なる場合もあるため、利用する施設に問い合わせて確認することが望ましいでしょう。としています。

当園の対応は、まずもって病院に相談してください。感染が広がるほどの症状であれば治療をお勧めします。その上で他のお子さんとのタオルの共用はしない、ラッシュガード着用等でお互い配慮をお願いしています。また、アトピー性皮膚炎等肌トラブルがある場合も病院とご相談の上プール遊びの可否を相談してください。普段の生活ではあまり起こりえませんが、水いぼが破れた状態での着替える際の体の密着、タオルの共用があると感染してしまう恐れがありますので注意しましょう。よって、治療後も水いぼが乾かないうちはご遠慮いただきたいと考えます。

81(5)感染症や災害の発生等を乗り越えて学びを保障する

2023/06/19

『○今般の新型コロナウイルス感染症対応の経験を踏まえ,新たな感染症や災害の発生等の緊急事態であっても必要な教育活動を継続することが重要である。このため,「新しい生活様式」も踏まえ,子供一人一人の健康に対する意識を向上させるとともに,健やかに学習できるよう,トイレの乾式化・洋式化や特別教室等への空調設備の設置等の衛生環境の整備や,新しい時代の教室環境に応じた指導体制や必要な施設・設備の整備を図ることが必要である。』

 

教育活動を止めない。そういった動きは地震の時やコロナ禍においても言われ続けてきたことです。幸い熊本においては公教育においてはタブレットがすべての子ども達に届いており、有効活用できたことは有名な話です。他県、自治体によってはようやく整備がなされてきているのです。健康観察をタブレットを使って送信する、一方的な配信もあったが、授業がなされる。ICTの活用はコロナ化もあって一気に時代の中心といなってきました。公教育の場においても冷暖房や洋式トイレバリアフリー化も進んでいます。ハード面の環境整備も子どもの教育を支える大切なことであります。

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