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2023年 1月

人間の本性 4

2023/01/27

『しかし1950年代以降、つまりゴリラの発見から100年たって、野生のゴリラの群れの中に入ってゴリラの生態を詳しく観察できるようになると、だんだん真実が明らかになってきた。「ドラミング」という行動は、戦いの宣言ではなく、むしろ戦いを避けるために自己主張し合う、戦わずにお互いメンツを持って引き分けるという提案。コミュニケーションだということが分かってきた。実はゴリラはとても平和な生活をしているのです。その暮らしの中では、けんかやトラブルを巧妙に仲裁する行動も見られています。』

言葉はなくともコミュニケーションで自己主張する。平和的な生活を望むからこそ生き延びてきたのではないかとも感じるところです。ヒトの祖先も初めは言葉やましてや文字なども持ちません。コミュニケーションによって平和的な生活をして生き延びてきたと想像できますね。

音楽発表会に向けて

2023/01/27

当園での音楽発表会のはじまりは、元々運動会のときにマーチングを行っていました。また、おゆうぎ会時に歌や合奏も行っていました。その頃から保育の内容についての見直しから、運動会では運動面を、おゆうぎ会では劇やお遊戯での言葉の表現や体を使った表現を中心として取り組み、音楽は音楽発表会として分けて表現し、保護者のその成長を見てもらうこととしています。

低温

2023/01/26

毎日寒い朝を迎えます。園の軒下のスイレン鉢にも氷が張ります。霜が降りるどころか気温の低さによって軒下でも氷が張ってしまいます。大変寒い時期ですが子ども達は楽しく元気に過ごしています。特に音楽発表会に向けての練習では、ちょっぴり苦労もしつつ上達もしています。

人間の本性 3

2023/01/26

『一方で同じ頃1846年に、欧米の探検家によって、アフリカでゴリラが発見され、ヨーロッパに紹介された。そのときに探検家たちは「ゴリラというのは凶暴で悪魔のような性質を持っている戦争好きな動物だ」と紹介しました。なぜそんな印象を抱いたかというと、探検家と出会ったときに、ゴリラが二足で立って両手で交互に胸をたたき、「ドラミング」を行った。この大仰な行動を見ると「襲われるんじゃないか」という恐怖に駆られる。確かに大迫力です。だって、人間より2倍以上も大きいですからね。だから当時の探検家もこの行動を見て、ゴリラは凶暴だと判断してしまったわけです。

その結果、ゴリラが発見されてから100年以上も「ゴリラは凶暴だ」という印象が定着してしまった。その凶暴なゴリラをモデルにしたのが「キングコング」という映画です。1932年にハリウッドで製作された映画ですけれども、ゴリラに非常によく似ているのです。』

1933年に公開され、映画監督も「「恐ろしいゴリラの映画」を撮影するためとコメントを残しています。その後日本でもキングコングを題材にキングコングとゴジラ、キングコング逆襲などの映画か作られています。ゴリラは凶暴なのでしょうか。

人間の本性 2

2023/01/25

『人間に近い類人猿には、オランウータン・ゴリラ・チンパンジーがいる。それぞれ複数の種が現在まで生き残っている。でも人間は、これまでにもいろんな種類の人類が現れてきたけれども、みんな絶滅してしまって、現在はたった一種しか生き残っていない。我々の祖先のルーツを知るためには、複数種の人類がいないんだから、人間に近いゴリラやチンパンジーの暮らしを参照してみなければいけない。』

進化論と化石などから様々な種がいたことは解明されています。ただ、ヒトはたった1種類のホモ・サピエンスのみ生き延び、袂を分かち合ってゴリラやオランウータンも生き延びてきていることにも興味があります。

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