7 急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 3 2022/12/21 国際的な動向を見ると,国際連合が平成27(2015)年に設定した持続可能な開発目標(SDGs)1などを踏まえ,自然環境や資源の有限性,貧困,イノベーションなど,地域や地球規模の諸課題について,子供一人一人が自らの課題として考え,持続可能な社会づくりにつなげていく力を育むことが求められている。また,経済協力開発機構(OECD)では子供たちが2030年以降も活躍するために必要な資質・能力について検討を行い,令和元(2019)年5月に“Learning Compass 2030”を発表しているが,この中で子供たちがウェルビーイング(Well-being)を実現していくために自ら主体的に目標を設定し,振り返りながら,責任ある行動がとれる力を身に付けることの重要性が指摘されている。 「子ども自ら」といった考え方ができるような教育・保育の礎が必要と思われます。ですから、大人から「あれしなさい。これしなさい。」ではそういった力の礎はついていかないと思われます。指示や命令だけに頼らない受けとめ方の環境が大切であると思います。
もちつき 2022/12/21 毎年恒例の餅つきです。数年前までは祖父母方との交流も兼ねて、いろいろ教わりながら餅つきをしていました。伝統を繋ぐことの重要性はもちろんのこと、もち米を蒸すと柔らかくなって、石の臼に蒸した米を入れて、一生懸命に杵でつくと餅になる。丸めてしばらく置くと硬くなる。粉をつけると手に引っ付かない。いろいろな学びがあります。
再度お願い 2022/12/20 養成校学生より「コロナ禍おける子どものストレス」に関する調査依頼があり、3,4,5歳児クラスの保護者にアンケートの協力を依頼いたしましたが、調査数の不足があり、今一度協力をお願いいたします。園においても本館1階モニター前に掲示しますので、ご協力をお願いします。 20221209養成校調査依頼
冬至 2 2022/12/20 冬至には「ゆず湯」に入るとカゼをひかない。「かぼちゃ」を食べるといった昔からの慣わしがあります。かぼちゃは本来夏の食べ物ですが、長期保存が効いて冬に栄養を取ることの出来る昔の人の知恵です。ゆずは体が温まることも肌感をもって後世に伝わってきました。科学的根拠もしっかりとあるようです。 園庭のスイレン鉢も氷が張っています。温かくして過ごしましょう。
6 急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 2 2022/12/20 この資質・能力とは,具体的にはどのようなものであろうか。中央教育審議会では,平成28年答申において,社会の変化にいかに対処していくかという受け身の観点に立つのであれば難しい時代になる可能性を指摘した上で,変化を前向きに受け止め,社会や人生,生活を,人間ならではの感性を働かせてより豊かなものにする必要性等を指摘した。とりわけ,その審議の際にAIの専門家も交えて議論を行った結果,次代を切り拓く子供たちに求められる資質・能力としては,文章の意味を正確に理解する読解力,教科等固有の見方・考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力,対話や協働を通じて知識やアイディアを共有し新しい解や納得解を生み出す力などが挙げられた。 また,豊かな情操や規範意識,自他の生命の尊重,自己肯定感・自己有用感,他者への思いやり,対面でのコミュニケーションを通じて人間関係を築く力,困難を乗り越え,ものごとを成し遂げる力,公共の精神の育成等を図るとともに,子供の頃から各教育段階に応じて体力の向上,健康の確保を図ることなどは,どのような時代であっても変わらず重要である。 読解力、表現する力、対話や協働につながる子どもの関わりが大切で、人間関係、公共の精神の育成を踏まえるとやはり集団で過ごすことの大切さが根底にあると考えます。絵本の読み聞かせも大切ですね。