私達の取り組む保育 シリーズNo.6 4/7 2022/10/07 保育園の食育 4.楽しい食事 決まった席はなし。一緒に食べるメンバーも自由です。全員がそろったところで、いただきます!! 食事中は、自由に楽しくおしゃべりをしてかまいません。保育者も、調理員も、栄養士も、その時あいている席に加わって、みんなで楽しくテーブルを囲みます。食事が楽しければ食欲が増し、みんなで一緒に食べれば、同じものを食べていても「おいしい」と感じられます。栄養士・調理師は子どもたちと一緒に食べることを通して、子どもたちの様子を観察し、次の給食作りに反映させています。 現在は、コロナ禍でおしゃべりは出来るだけ慎むようにして、向い合わせを避けてボードで仕切る方法をとっています。コミュニケーションが減り、とても残念な事態ですが、感染を防ぐためには職員も離れて食事を取っており、もう少しの我慢です。学校では「黙食」という新たな取り組みと時間制限があります。食べたい量を食べたいだけ食べたほうが残食はなくなり時間も早く終わります。他者によって「食べさせらる」と自らの意思で「食べる」には大きな違いがあります。
運動遊び 跳び箱編 2022/10/07 1歳児から跳び箱に挑戦しています。とは言ってもいきなり飛ぶのではなく、跳び箱を使ってジャンプする。身体の連動運動を促す。少しずつ取り組み、ひまわり組さんでは5段くらいに挑戦します。体操教室のように何段でも跳べるようにすることを目的とはしていません。跳ぶためには身体全体を連動させ、実はリズム感がとても大切であると感じています。 https://mangoku.hoikuen.to/wp/wp-content/uploads/2022/09/つぼみ組 跳び箱.mp4 https://mangoku.hoikuen.to/wp/wp-content/uploads/2022/09/ひまわり組 跳び箱.mp4
私達の取り組む保育 シリーズNo.6 3/7 2022/10/06 保育園の食育 3.食べる量は自分で決めます。 5歳児のお当番と保育士が、配膳を担当します。列に並んだ子どもたちは、自分が食べたい分量を自分で配膳の人に伝えます。セミバイキング! 沢山食べたいときは「いっぱい!」 でも、調子に乗ってリクエストしすぎても、全部食べきらなければいけません。 本当に苦手なものは「ちょっと」。ほんの一口になってしまうこともありますが、やり取りの後は子どもたちの主張した量を尊重します。たとえほんの少しでも、苦手なものを「全部食べられた」という満足感を感じることを、大切に考えています。 食事の量のリクエストは「自己の意思表示」も大きな役割です。自分の気持ちを表現することがこれからの学び、生きるうえでのスキルとなります。
運動遊び 玉入れ編 2022/10/06 森レクでは玉入れは行いませんが、保育園では取り組んでいます。子どもにとって「投げる」はボールを「蹴る」よりはるかにむずかしい運動です。小中学校の体力テストでもボールを投げることは年々低下しているそうです。昨今は公園でボール投げやサッカーをしているとすぐに注意されますよね。 玉入れのときにはもちろん数も数えます。数の概念の始まりです。20個を超えると声が小さくなります。 https://mangoku.hoikuen.to/wp/wp-content/uploads/2022/09/さくら組.mp4 https://mangoku.hoikuen.to/wp/wp-content/uploads/2022/09/ひまわり組.mp4
私達の取り組む保育 シリーズNo.6 2/7 2022/10/05 保育園の食育 2.全員で「いただきます!」 午前中の活動を終えた子どもたちが、食事スペースに集まってきます。 3・4・5歳児が一緒に食事をしますが、「一斉に活動を終え、配膳の列に並ぶ」というスタイルではありません。子ども達がそれぞれの遊び・活動を自分のペースでやりきって、充分満足してから食事スペースにやってきます。 そのため、早く来る子もいれば、遊びに集中していてなかなか来ない子も。いち早く席に着いた子どもは、全員がそろうまでじっとがまんです。「こっちだよ~!」とお友達を呼んだり、席でおしゃべりの続きを楽しんだり。 一方、遊びに集中している子や、配膳の列に並びたくない子は様子を伺いながら、ぎりぎりに登場です。 時間が来たので給食ですといった声掛けはしません。給食の準備が整ったら給食、出来上がったら給食、といった概ねの時間を目標に調理のスタッフが作ってくれます。さらに畑で獲れた野菜を調理してもらった時など、例えば「みんなが収穫を手伝ってくれた野菜を食べよう」といった声かけをすることにより子どもの食への意欲もさらに増してきます。