4 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して 2022/12/16 新型コロナウイルス感染症対策に伴い臨時休業が行われる中,学びを保障する手段としての遠隔・オンライン教育が注目されるとともに,教師による対面指導や,子供同士による学び合い,地域社会での多様な体験活動など,リアルな体験を通じて学ぶことの重要性も改めて注目された。子供たちを支える伴走者である教師には,ICTも活用しながら,個別最適な学びと協働的な学びを充実し,子供たちの資質・能力を育成することが求められる。 日本の学校教育はこれまで,学習機会と学力を保障するという役割のみならず,全人的な発達・成長を保障する役割や,人と安全・安心につながることができる居場所としての福祉的な役割も担ってきた。この役割の重要性は今後も変わることはない。これまで,日本型学校教育が果たしてきた役割を継承しつつ,学校における働き方改革やGIGAスクール構想を強力に推進するとともに,新学習指導要領を着実に実施し,学校教育を社会に開かれたものとしていくこと,また,文部科学省をはじめとする関係府省及び教育委員会,首長部局,教職員,さらには家庭,地域等を含め,学校教育を支える全ての関係者が,それぞれの役割を果たし,互いにしっかりと連携することで,「令和の日本型学校教育」の実現に向けた必要な改革を果敢に進めていくことを期待するものである。 学校教育を支える全ての関係者で、子どもを育成していくことと受け止められます。そこには関係機関との連携や地域の協力も必要ですね。もちろん学校としての役割は勉強を教えるだけではないとも明確に言及しているように受け止めます。園では消防署にもたびたびきてもらっています。地域にも出かけます。
3 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して 2022/12/15 本答申は,第Ⅰ部総論と第Ⅱ部各論から成っている。総論においては,まず,社会の変化が加速度を増し,複雑で予測困難となってきている中,子供たちの資質・能力を確実に育成する必要があり,そのためには,新学習指導要領の着実な実施が重要であるとした。その上で,我が国の学校教育がこれまで果たしてきた役割やその成果を振り返りつつ,新型コロナウイルス感染症の感染拡大をはじめとする社会の急激な変化の中で再認識された学校の役割や課題を踏まえ,2020年代を通じて実現を目指す学校教育を「令和の日本型学校教育」とし,その姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学び」とした。ここでは,ICTの活用と少人数によるきめ細かな指導体制の整備により,「個に応じた指導」を学習者視点から整理した概念である「個別最適な学び」と,これまでも「日本型学校教育」において重視されてきた,「協働的な学び」とを一体的に充実することを目指している。さらに,これを踏まえ,各学校段階における子供の学びの姿や教職員の姿,それを支える環境について,「こうあってほしい」という願いを込め,新学習指導要領に基づいて,一人一人の子供を主語にする学校教育の目指すべき姿を具体的に描いている。 「令和の日本型学校教育」とし,その姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学び」とした。とても重要なワードです。「個別最適な学び」と「協働的な学び」とを一体的に充実することを目指し、一人一人の子供を主語にする学校教育の目指すべき姿としていることに着目していきましょう。教え込むから引き出す教育、協働的な学びの基底には子ども同士の関わりです。
落葉 2022/12/15 銀杏の樹もすっかり冬景色です。昨日今日と気温も下がり、園庭の銀杏もだいぶ落葉がありました。寒い季節、カゼなどひかぬよう家庭での健康観察、引き続きお願いします。 今日の給食は、畑の小松菜と肉団子の中華と変更して頂きました。ほうれん草もおひたしにしてもらいました。もちろん収穫は子ども達です。
2 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して より 2022/12/14 『はじめに 中央教育審議会は,平成31(2019)年4月,文部科学大臣から「新しい時代の初等中等教育の在り方について」諮問されたことを受け,初等中等教育分科会(以下,「分科会」という。)に「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」(以下,「特別部会」という。)を設置し,同年6月に第1回を開催して以降,19回にわたり,議論を進めてきた。』 としています。 少子化や人口減少を踏まえ、また、世界の情勢や技術の発展を踏まえての設置と思われます。