MENU CLOSE
TEL

2026年 10月

子どもの成長139

2026/10/01

14~18歳のアスリート対象研究を包括的に検討

身体活動:学業や精神的健康との関連という視点も重要

高校生アスリートはトレーニング中に相当量の中・高強度身体活動(moderate to vigorous physical activity;MVPA)を行っているが、競技や状況によってばらつきがみられる。また、身体活動を学業成績と関連付けた研究が複数みられ、エリートレベルではそのバランスの確保が困難とされる傾向がある。

このほか、とくにコンタクトスポーツへの参加が脳震盪のリスクを高め、自殺リスクの上昇を含む精神的健康障害に関連するとする報告もみられた。これらの結果は、高校生アスリートの身体的ニーズと学業的ニーズの双方に対応し、精神的健康を維持し学力向上を続けながらスポーツで卓越性を追求できるように、包括的なサポートシステムを作り出す必要性を強調するものと言える。

睡眠:睡眠不足や質の低下でパフォーマンスが低下する

高校生アスリートは総じて良質な睡眠が不足しているようだ。睡眠不足はアスリートの精神的および身体的健康に負の影響を及ぼすことが実証されている。例えば、疲労を報告する割合、および、うつ症状や疼痛の発症や程度が高まるとされている。さらに睡眠時間の用量反応効果も観察されており、睡眠時間が5時間未満のアスリートは9時間以上のアスリートと比べて、神経認知パフォーマンスが低下し、反応時間のスコアが有意に低いと報告されている。

薬物回避:喫煙やオピオイド過剰使用を防ぐ教育が必要

高校生のスポーツ参加は、身体的、心理社会的に大きなメリットがあるが、薬物使用や危険な行動に関して潜在的なリスクを伴う。アスリートは非アスリートに比べて違法薬物の使用は少ない傾向がある一方で、アルコール消費と性行為に関しては懸念される傾向がある。

アスリートでない男子高校生で性交経験がないと回答したのは50%であるのに対して、男子アスリートは45.5%だったという。また、性交経験のある生徒において13~15歳に最初の経験をした割合は、非アスリートは67.8%であるのに対して、アスリートは81.9%だったという。

さらに、校内スポーツへの参加はタバコや大麻の使用を防ぐ効果がある一方で、エリートレベルの場合は過度の飲酒や電子タバコの使用のオッズが高いことが報告されている。また、オピオイドの使用はアスリートにとってもう一つの懸念事項であり、コンタクトスポーツの選手でより懸念される。

これらの結果は、高校生アスリートが直面する特有のリスクに対処するために、とくにエリート選手やコンタクトスポーツの選手を対象に、焦点を絞った薬物使用防止活動の必要性を示している。

世界の子育て182

2026/10/01

子どもの「幼稚園選び」で親がやっておきたいこと

 いくら評判がよくても、実際に見てみると「ちょっと雰囲気が違うな」と感じるかもしれません。また、見極めのポイントとして外せないのが子どもの性格に合うかどうかです。

 たとえば、活発な子どもをしつけにうるさい幼稚園に入れて抑えつけようとしてはいけません。活発な性格は子どもの特性の一つです。そんな子は自由に走り回れる環境に入れてあげれば、将来オリンピックアスリートに化けるかもしれないのです。

 絵を描いたり、ブロック遊びをしたり、本を読むことが好き、一人でじっくり学ぶタイプの子であれば、勉強重視の幼稚園がマッチします。

 保護者も幼稚園の先生も「勉強第一」という価値観を共有していますから、親子とも居心地よく、周囲の子どもも似たようなタイプが多く、安心して子どもを預けることができます。

 また、幼稚園の規模も重要です。

消極的な性格の子どもであれば、できるだけ小さな、家庭的な雰囲気の幼稚園のほうが安心して過ごせるでしょう。また一人の先生が教える生徒の数が少ない園のほうが細かい部分にまで目が行き届きます。

top