共感を暴走させたのは“言葉”5 2023/02/28 『自己犠牲の精神が発達すると、集団に対する強い帰属意識が生まれます。自分を犠牲にしても、集団の仲間に貢献しようとする。この集団に不利益をもたらそうとする外敵、動物であろうと同じ人間の仲間であろうと、それを敵と見なして排除しようとする。そういう意識が生まれたのではないでしょうか。自己犠牲の精神というのは、人間だけが持つ特異なアイデンティティーです。それが大きく膨れ上がって武器が発達し、大規模な戦争へと発展していったのではないでしょうか。』 集団の内側への共感力を高めることに繋がるものの、外に対しての敵意や排他、これも言葉の取得によるヒト社会に大きく影響をしてきています。意識というヒトの心の進化がもたらしたものでもあります。敵と見なすのも心、進化とともに負の側面は非常に悲しいものを得てしまったようにも感じます。言葉の暴走、ましてや意図的に使われるとほどこしようもありません。悲しい局面を迎えてしまいます。
Spring has come! 2023/02/28 保護者には懐かしい響きだと思います。「春が来た!」中学生で習う現在完了形。 さて、暖かな陽射しの中、今日はひなまつりに向けて「ひし餅作り」をしました。そのあと、「じゃがいもの種うえ」を行いました。春を感じ、春に行う畑の活動を楽しみました。
共感を暴走させたのは“言葉”4 2023/02/27 『言葉の威力を増すことになったのは、1万年前に始まった農耕や牧畜という食糧生産です。食糧生産によって人間は土地に投資をし、その土地を守らなければならなくなりました。その土地に人々は定住し、食糧生産を始めて、食糧を蓄積できるようになると、さらに多くの人たちがその食糧によって養われ、人口規模が徐々に膨れ上がるようになりました。その結果、他の集団と土地を巡って、あるいは収穫物を巡って争う状況が生まれました。そのときに集団内部が結束して、自分たちの利益を守ろうという意識が生まれたわけです。つまり、共感力は集団の内に向かい、その共感力を元手にして、集団の外には、敵意という言葉によって、作り出された意識が向かうようになった。』 言葉の発達によって集団の共感力も高まることに繋がるものの、外に向けての敵意といったものを向けることにも繋がった。言葉の恐ろしさであり、言葉の取得によって暴走に繋がったと思えます。意識、心の進化は言葉の取得によって人間社会を大きく発展させたものの、負の側面もでてきたことになります。これは現代にも繋がっています。共鳴、共感によって共同体が形成されることになり、分かち合い、平等といったヒト集団の成り立ちから、外へ向けた敵意だけでなく、集団意識をコントロールし、ヒトの心も支配するようなこともでてきた気がします。
洋食マナー 2023/02/24 本日ひまわり組は洋食マナーに取り組みました。ナイフとフォーク、スープスプーン。 お出かけした際や外食の際以外家庭で使うことは少ないと思います。冠婚葬祭時に和食を御膳でいただくことや洋食も一皿ずつ配膳されることなどを経験するための取り組みであります。本来なら会話を楽しみながら行うことも大切です。