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2023年 1月

人間の本性 6

2023/01/31

『群れがまとまってどこかに出発しようとするときに、まずリーダーであるオスのゴリラが胸をパカパカとたたいて「さあ、あっちへ行こう」と宣言する。だけどメスや子どもたちが「いや、私たちはこっちに行くんだ」と言うと、声を出し合います。その声が多い方にみんなが従って、結局しぶしぶゴリラのオス・シルバーバックも、メスたちに従ってそっちの方向に行くことになる。こういう暮らしを研究者たちがつぶさに観察をして、結果として「ゴリラは決して暴力的な動物ではなく、平和な暮らしを好む」ということが分かりました。その結果、祖先を共有する人間の祖先も、決して暴力的ではなかったのではないか。平和な暮らしを好む性質を持っていたのではないかと考えられるようになったんです。』

きっとそうですよね。生き延びるためには平和的な暮らしが基本にあるでしょう。共有、共感、民主主義的を感じますよね。

音楽発表会に向けて 2

2023/01/31

音楽をどう捉えるか?保育所保育指針では、乳児保育に関わる保育内容について、保育士等あやし遊びに機嫌よく応じたり、歌やリズムに合わせて手足や体を動かして楽しんだりする。としています。

保育者の声や楽器のリズムに共鳴することなどを見て頂きたいです。友達と共鳴し保育者との共鳴。楽しい、心地よいといった共感となればと思います。

にんじんの収穫&ひまわり組和食のマナー

2023/01/31

今日はにんじんを収穫しました。

そして、ひまわり組は「和食のマナーの日」でした。

畑にはよく行きます。当然ながら霜が降りていたり、雨上がりなどには靴や洋服も汚れてしまいますが、それ以上に子どもの感性に働きかける活動であります。

音楽発表会に向けて

2023/01/30

音楽の起源については、「言語起源説」「労働起源説」「模倣起源説」「呪術起源説」などがあります。音楽史からするとそうですが、園からの発信にて起稿している人類学からすると、人が言葉を持たない時代から始まったと解釈しています。ヒトは肉食獣から命を守るために集団を形成し、社会を作り出してきた。その中で共鳴、共感する。また、狩猟の成功を祈って打楽器や火を使うなど「祈り」の際に使ったのではないかと思いたいです。

人の進化の中で共鳴、共感は団結へと繋がり、さらに集団で子育てをする中での子守唄など言葉ではなくとも赤ちゃんをあやすために始まった。だからこそ人間の成長過程においても言葉はなくとも赤ちゃんは子守唄や打楽器等で発せられる音に共鳴したり、リズムを心地よく感じたり他の赤ちゃんと共鳴をしたりします。社会性を培う上でこの共鳴はその始まりだと感じています。共鳴は決して一人ではできません。他者との関わりの中で培われるものだと思います。

人間の本性 5

2023/01/30

『背中の白いシルバーバック(大人のオス)が、自分の力を示したいために、ちょっと暴れ始めました。群れのメンバーがなかなか自分を認めてくれないので、自分の力を誇示して認めてもらおうとしているわけです。この暴れているオスのゴリラに、小さなゴリラが近づいていきました。子どもが、そうっと手を触れて「やめなさいよ」と言っているように見えませんか。そしてその後ろから、もうちょっと体の大きい若いゴリラが近づいてなだめます。シルバーバックは、なだめられておとなしくなりました。こういったことがしょっちゅうあるんです。「ゴリラの民主主義」と言われる行動なのです。』

言葉がなくとも「やめなさいよ」「あなたを認めていますよ」といった平和的行動をする。ヒトの歴史でも我々の祖先においてもきっとそういったことがあり、今に繋がっているのではないかと感じる事柄ですね。他者を認める。共感するとか、認め合うといったことが平和な生活に繋がっているのではないでしょうか。

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