学習指導要領の趣旨の実現63 2025/11/28 (参考)「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実(イメージ) 学習指導要領の趣旨の実現としてシリーズでお届けしてきました。 子どもの成長、学びをしっかりと理解するためにもご参考となればと思います。
子どもの成長と睡眠 50 2025/11/28 朝食を欠かさずに、菓子やソフトドリンクは週に数日までに制限 著者らは本研究を、「子どもの朝食や野菜・果物の摂取頻度を増やすことの重要性を裏付ける新たなエビデンスであり、睡眠習慣の改善には菓子やソフトドリンクの摂取を週に数日程度までに制限する必要性を示している」と総括。ただし、横断研究であること、摂取エネルギー量や栄養素のバランスが不明であることから、この関連のより深い理解のためにさらなる研究が必要と述べている。
学習指導要領の趣旨の実現62 2025/11/27 (参考)履修主義と修得主義、年齢主義と課程主義 「個別最適な学び」及び「協働的な学び」との関係では、 個々人の学習の状況や成果を重視する修得主義の考え方を生かし、「指導の個別化」により個々の児童生徒の特性や学習進度等を丁寧に見取り、その状況に応じた指導方法の工夫や教材の提供等を行うことで、全ての児童生徒の資質・能力を確実に育成すること、 修得主義の考え方と一定の期間の中で多様な成長を許容する履修主義の考え方を組み合わせ、「学習の個性化」により児童生徒の興味・関心等を生かした探究的な学習等を充実すること、 一定の期間をかけて集団に対して教育を行う履修主義の考え方を生かし、「協働的な学び」により児童生徒の個性を生かしながら社会性を育む教育を充実すること が期待される。 その際、これまで以上に多様性を尊重し、ICT 等も活用しつつカリキュラム・マネジメントを充実させ、発達の段階に応じて、全ての子供たちの可能性を引き出す「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくことが重要である。
子どもの成長と睡眠 49 2025/11/27 菓子やソフトドリンクの摂取頻度が低い子どもは睡眠障害でない確率が高い 菓子を1日に2回以上食べる子どもを基準として、ほかの子どもたちを比較すると、1日1回食べる子どもであってもOR1.17(1.12~1.22)で、睡眠障害に該当しない確率が有意に高かった。菓子の摂取頻度が週に1回未満の子どもはOR1.31(1.25~1.38)だった。 ソフトドリンクを1日に2回以上飲む子どもを基準として、ほかの子どもたちを比較すると、1日1回飲む子どもは睡眠障害に該当しない確率が有意に高いながら、週に5~6回飲む子どもは非有意だった。ただし、摂取頻度が週に2~4回以下の子どもは、以下のように、睡眠障害に該当しない確率が有意に高かった。週に2~4回でOR1.14(1.09~1.20)、週に1回でOR1.19(1.14~1.25)、週に1回未満でOR1.20(1.15~1.26)。
学習指導要領の趣旨の実現61 2025/11/26 (参考)履修主義と修得主義、年齢主義と課程主義 一方で、履修主義や年齢主義は、対象とする集団に対して、ある一定の期間をかけて共通に教育を行う性格を有する。このため修得主義や課程主義のように学習の速度は問われず、ある一定の期間の中で、個々人の成長に必要な時間のかかり方を多様に許容し包含する側面がある。また、学年別の学級編制の在り方や集団での学びを重視する日本の学校教育については、社会性の涵養等の側面からその教育効果を評価する声がある一方で、過度の同調性や画一性をもたらすことについての指摘もある。 我が国においては現在、制度上は原級留置が想定されているものの、運用としては基本的に年齢主義が採られている。進級や卒業の要件としての課程主義を徹底し、義務教育段階から原級留置を行うことは、児童生徒への負の影響が大きいことや保護者等の関係者の理解が得られないことから受け入れられにくいと考えられる。 全ての児童生徒への基礎・基本の確実な定着への要請が強い義務教育段階においては、進級や卒業の要件としては年齢主義を基本に置きつつも、教育課程を履修したと判断するための基準については、履修主義と修得主義の考え方を適切に組み合わせ、それぞれの長所を取り入れる教育課程の在り方を目指すべきである。高等学校においては、これまでも履修の成果を確認して単位の修得を認定する制度が採られ、また原級留置の運用もなされており、修得主義・課程主義の要素がより多く取り入れられていることから、このような高等学校教育の特質を踏まえて教育課程の在り方を検討していく必要がある。