学習指導要領の趣旨の実現45 2025/10/31 5.児童生徒の発達の支援 (1) 発達の段階を踏まえた指導の充実 ③ 高等学校 高等学校の教育課程の在り方については、各学校が、全ての生徒が社会で生きていくために必要となる力を共通して身に付ける「共通性の確保」の観点と、一人一人の生徒の特性等に応じた多様な可能性を伸ばす「多様性への対応」の観点を軸としつつ、育成を目指す資質・能力を明確にし、それらを教育課程を通じて育んでいくことが重要です。このため、育成を目指す資質・能力に関する方針、教育課程の編成及び実施に関する方針、入学者の受け入れに関する方針を定め、各校における教育活動を一貫した体系的なものとすることが求められます。また、社会とつながる多様な学びを実現する観点からは、育成を目指す資質・能力と教育課程の在り方を生徒や社会と共有し、地域社会や高等教育機関等の関係機関と連携・協働した取組を進めていくことも重要です。 学習指導要領では標準単位数の範囲内で合計が最も少なくなるように履修した際の必履修教科・科目の単位数の合計は35 単位、生徒に卒業までに修得させる単位数は74 単位以上としていますが、各高等学校ではこれらの基礎要件に加えて、それぞれの課程や学科の特色を生かした教育を行うことを考えて教育課程を編成する必要があります。また、いわゆる学年制をとる学校を含め、高等学校においては単位制が採用されていることを踏まえ、適切に教育課程を編成、実施することが望まれます。
子どもの成長と睡眠 32 2025/10/31 睡眠の質を高めるために今すぐできることは何かありますか。 体温変化に合わせて入眠する以外には、寝る前にスマホやゲームなどで頭を使わないこと。睡眠ホルモンのメラトニンは暗いところにいると生成され、光を浴びると生成が阻害されるのですが、光の影響は、タイミング、光量、時間、そして波長が関係してきます。 波長は、短い青系の波長が特に良くない。太陽光は全ての波長を含んでいるのですが、AV機器は青系の光が多い、LEDは顕著ですね。眠る前にその青系の光が網膜に届くと、夜に分泌されるべきメラトニンの合成を抑制してしまうことになるので、ブルーライト自体も確かに悪いんです。 しかし、ゲームやSNS、ネットサーフィンをすることで脳が活性化してしまうことが一番の原因だと思います。眠る前にはぼーっとして、頭を使わず、単調な作業をするなどして脳のオンオフのメリハリを付けられれば、睡眠のコントロールができると思います。
子どもの成長と睡眠 31 2025/10/30 眠いサインを逃さずに眠ることが大切なのですね。 一番良いのは規則正しい生活によって眠気が同じ時刻にやって来ることです。体温のコントロールも同様です。実はあまり知られていないのですが、「明日は朝早いから早く寝よう」というのは間違い。入眠時間を早くしようとしても、眠ることができないことが多いはずです。 原因は特定できていませんが、 睡眠圧がそれに対抗する覚醒度を上回るタイミングが眠るチャンスなので、いつもの就寝時間の直前は覚醒度も最大になっているので、いつもより早く眠ることは難易度が高いです。そうやって考えると、時差のあるところへの遠征は身体のリズムと生活のリズムが狂うので、競技で最大のパフォーマンスを引きだすための調整が大変で、専門的な知識も必要です。 人間の場合、脳の機能は8〜12歳前後まで発育し大人の脳になります。この脳の発達には発育時のレム睡眠が大きく関わっているのではないかという研究があります。育成年代にとって睡眠は人間として、アスリートとしての将来を左右しかねない、とても大切なものというわけです。
学習指導要領の趣旨の実現44 2025/10/30 5.児童生徒の発達の支援 (1) 発達の段階を踏まえた指導の充実 ③ 高等学校 高等学校は、義務教育機関ではないものの、既に進学率が約99%に達し、今日では中学校を卒業したほぼ全ての生徒が進学する教育機関となっています。それゆえ、高等学校には多様な入学動機や進路希望、学習経験、言語環境など、様々な背景を持つ生徒が在籍していることから、義務教育において育成された資質・能力を更に発展させながら、生徒の多様な能力・適性、興味・関心等に応じた学びを実現していくことが必要です。 また、高校生の現状の一つとして、学校生活への満足度や学習意欲が中学校段階に比べて低下しており、高等学校における教育活動を、高校生を中心に据えることを改めて確認し、その学習意欲を喚起し、可能性及び能力を最大限に伸長するためのものへと転換することが急務となっています。
子どもの成長と睡眠 30 2025/10/29 アスリートはどのように睡眠をコントロールするべきか 毎週定期的に試合がある中で、どう睡眠をコントロールすれば良いかということについて教えていただけますか? 遠征もありますから注意することは多いですが、十分な睡眠時間を確保することが難しい現状では、とにかく眠いときには眠った方が良いということです。 眠いときというのは、「睡眠圧」(眠たいという睡眠欲求)が上がっている状態なんです。なので、寝るチャンスと捉えて良いと思います。寝過ぎるとぼーっとするなどの支障は出ますが、眠たい時を逃してしまうと眠れなくなってしまいます。睡眠が足りていない人は、眠いときに眠るという補い方もあるということを頭に入れておくと良いと思います。一回で十分な睡眠が確保できない人は分割して補うという方法もありです。